楽に稼ぐって悪い事じゃないよね?
ということで収入を増やすために「せどり」を始めたいの。
初心者はどうやって始めたらいいの?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
本記事の信頼性
記事を書いている現在の年齢が40歳でIT業界歴 20年。
プログラマーと せどり をやりつつ会社の経営もしております。
せどり では2年以上安定して収入を得ています。
( 1日2時間程度の時間で安定して最低でも せどり のみで 1か月25万円以上 多い時は 1か月50万円以上得ています)
「せどり」具体的な手順は?
ステップ1、「リサーチ」
まず初めにやって頂くのは、全3ステップのうちの最初の一歩、「リサーチ」になりますが、結論からいいますと、このリサーチが一番重要!です。
そもそも最終的に「利益を乗せて販売する」事が最大目標なわけですが、
- 何が売れているのか
- 何の利益率が高いのか
を把握していないと勝負になりません。
いくら頑張って安く商品を仕入れても、販売の仕方をあれこれ工夫しても、「そもそも需要や利益の無い商品」では意味が無いのです。
では、最初にして最重要のステップ、「リサーチ」をいかにして行えばいいのでしょうか。
様々な方法が考えられますが、重視すべきは「少ない労力で多くのデータを得る」事です。
情報番組や雑誌に目を通したり、SNSをチェックしたり・・・という方法ではさすがに限界があります。
なんて心配しないでください。
なんとも都合のいいことに(笑)
商品の流通価格・販売数などを簡単に調べられるサイトがいくつも存在します。
しかも無料で使えるものも多くあります(感涙)。
自分の好きなジャンル・知識のあるジャンルだけに絞ってせどりをする事も可能ですが、貴方の好きなカテゴリが利益の出難いジャンルかも知れませんし、利益を追求しようとするのであれば複数のカテゴリの商品を扱う方が有利なケースが多いです。
星の数ほど存在する商品の中から、せどりに適した商品を見つけ出すには、こういったツールを味方にすればいいんですね。
「デルタトレーサー」(こちらの記事で使い方を紹介しています →
電脳せどりリサーチ方法【アマゾン輸入転売特化】)
「keepa」など、リサーチのためのツールはそれぞれメリット・デメリットがありますので、比較して目標・目的に合ったものを使うのがベストですが・・・。
一つ一つ検証するのも時間がかかるので、ここはひとつ手始めに、みんな大好き・お茶の間のアイドル「メルカリ」をぜひ ご活用下さいませ!
本来、欲しい商品を購入するためフリマサイトですが、コレを商品リサーチに応用してみましょう。
適当な商品の検索をかけると、現在販売してる商品以外にも既に取引が終了した商品が表示されますね。
この「取引の終了した商品」に注目します。
たくさんの数の取引があれば「需要が高く、回転率の良い商品」である事がわかります。
平均的な取引価格も把握する事ができますね。
取引数は少ないけれどビックリするような高値で売れている、もしくは「いいね」がたくさんついている商品なら「希少価値の高い商品」で、うまく仕入れられれば大きな利益になる可能性があるのだとわかります。
なんて命じられると緊張して気が重くなっちゃいますが、少し空いた時間にポチポチとメルカリを覗いてみるだけでも、ちゃんとしたリサーチに繋がるのです。
繰り返しますが、リサーチこそがせどりの要です。現在の、そしてこれからの市場を把握し、利益率・回転率の高い商品を知る事。逆に言えば、リサーチさえしっかり行えば収入はほぼ確実に上がるはずです。
ステップ2、仕入れ
リサーチをして売れそうな商品に目をつけたら、次にこれを仕入れる、つまりは「手に入れる」事になります。
この時、最も大切なのは「可能な限り安く仕入れる」事なのは言うまでもありませんね。
ご存知の通り、最終的に販売した価格-仕入れ額&諸費用=利益になるわけですから。
リサーチ同様、仕入れにもたくさんの方法があり、それぞれの方法にメリット・デメリットが存在します。
・自分の所有物、もしくは家族親戚・友人・知人・恋人などから貰う
とりあえず手っ取り早いのは自分の持っている物を販売する事です。
仕入れる云々以前にもう仕入れてるわけですから(どや顔)。
他人のいらないものを譲り受けるのも立派な仕入れです。
腰が重い人はリサイクルショップに足を運ぶのが おっくう で、価値のある商品を家で眠らせてる事が往々にして良くあります。
気心の知れた人たちに声をかけてみましょう。
関わりのある人たち以外にも、ジモティーなどの掲示板サイトを覗いてれば、不用品を無料で引き取ってもらいたい人達が見つかるはずです。
家電や台所用品などはニーズの高い商品が多いですし、昔買った漫画やCD、玩具などはプレミアがついていて、びっくりするような価格で取引されているかもしれません。
話題になった限定のコスメ用品や美容用品を、買ったはいいものの使わずに持て余してる人も少なからずいらっしゃいますが、人気のあるものは定価以上で取引されます。
まずは家にある不用品の流通価格をリサーチしてみる事から始めてもいいかもしれませんね。
なお、この仕入れ方法は損をするリスクがないのでせどりの入口には適していますが、商品に限りがあるので、長くは続けるにはいずれ以下の方法を取る事になります。
・お店に足を運んで商品を仕入れる「店舗仕入れ」
通常の買い物同様、店舗に行って商品を購入します。
イオンなどの大型スーパーに、ビックカメラやヨドバシのような家電量販店。ドンキホーテなんかは掘り出し物が多いかも知れません。
店舗で仕入れの際には、商品のバーコードを読み込んで商品情報を調べるアプリ(Amacode、せどりすと 等々)なんかもありまして、この手法は「ビームせどり」なんて呼ばれています。
男の子なら一度はチャレンジしたくなるネーミングですね(キラキラ)。
ぜひご活用下さい。
店舗仕入れでは、実際に商品を手に取って確認できますので、不良品や間違った製品を仕入れるリスクを回避できますが、時間や手間がかかるのがデメリットでしょうか。
こういったデメリットを埋めるのが、21世紀型とも言える「電脳せどり」になります。
・ネットで仕入れを行う「電脳せどり」
アマゾンや楽天市場、Yahooショッピング・・・
いつの間にか世の中は、全く外に出なくとも必要な物を買い揃える事が出来るようになりました。
「電脳せどり」はこういった現状を上手くビジネスに取り入れた手法です。
実際に店舗に足を運ぶには時間もかかり交通手段も必要です。
それに比べて、電脳せどりではスマホひとつで世界中のショップの商品を調べる事ができます。
誰もが簡単にアクセスできるので、掘り出し物を見つけにくいのでは?
とも言われますが、通販サイトは無数に、そして世界中に存在します。
マイナーな通販サイト、日本語対応のできない海外の通販サイトなどは掘り出し物の宝庫です。
「限られた時間の中、小さい労力で大きい効果を得る」という観点ではベストの仕入れ方法かと思います。
ただ、この方法は店舗せどりと異なり、商品の状態を確認する事が出来ません。
返品するにしても手間がかかります。
そして日本語の使えないサイトでは英語力が必要になります。
(ただし 英語が出来なくても翻訳サイトを活用できる能力があれば大丈夫です)
何度も言う通り、どのステップのどの方法にも「メリットとデメリット」が存在する事は覚えておきましょう。
それぞれの長所と短所を見極め、自分の目標やスタイルに合わせた方法を選ぶ事が成功、かつ継続へのコツとなります。
ステップ3、販売
さあ、リサーチした商品をついに手にしました。
いよいよ、これを販売します。
一昔前であれば、一般人にとって商品の販売なんて、知人に売るか、リサイクルショップや質屋、たまに行われるフリーマーケットくらいが関の山でした。
ところが、なんと言う事でしょう!(ビフォーアフター風)、パソコンひとつあれば誰でも販売ができる世になったではありませんか!
アマゾンやヤフオク、最近ではメルカリが大人気。
大きな出費をしてテナントを持たなくても、様々な方法で簡単に仕入れた品を出品出来ます。
逆に選択肢が多いと迷ってしまいますが、仕入れ同様にそれぞれメリットとデメリットがありますので、簡単に主力の販売サイトの特徴をお話ししましょう。
・総理大臣の名は知らなくてもこれは知ってる、「メルカリ」
今や、小学校就学前の子供でも老人でも知ってる「メルカリ」。
テレビCMにはかつてのランチタイムの帝王、タモリさんまで出演している「メルカリ」。
いつの間にやら我々の生活に最も身近なアプリになりました。
風の噂では「目流狩(めるかり)」なんてキラキラネームまで流行り始めたとか始めてないとか、やっぱり始めてないとか(謝)。
販売にあたり、メルカリを使う1番のメリットは「簡単さ」にあります。
後記する「アマゾン」は登録から実際の販売までに1~2ヶ月かかる事も珍しくありませんが、メルカリなら簡単な登録だけ。今日から販売する事だって可能です。
値段交渉がつきものだったり、アマゾンほど高額での販売が期待できないなどのデメリットはありますが、利益云々よりまずチャレンジしてみる、と言う観点からメルカリが初心者に おすすめな販売方法です。
・せどらーの多くが たどり着く約束の地、「アマゾン」
大きく稼いでるせどらーの多くが アマゾン で販売を行なっております。
せどりの経験を積み、いずれ扱う商品が多くなれば在庫の管理や発送が大変になりますが、アマゾン ならそれもたやすくクリア。
有料サービスにはなりますが、在庫をアマゾンの倉庫に預け、売れたら梱包・発送を全て依頼する事もできるのです。
まさに「no アマゾン、no せどり」といったところでしょうか。
・他にもたくさんの販売先がある
初心者はメルカリ、経験を積んだらアマゾンと大きく二分させていただきましたが、他にもラクマやヤフオク、果ては海外の販売サイトまで様々な販売方法があります。
当然どれも一長一短。
無理にあれこれ手を出す必要はないですが、それぞれの特徴をとらえて、自分のスタイルにとってベストな選択肢を選ぶ事が出来るのは、ビジネスを継続する上で大きな強みですよね。
僕自身メルカリで 軽く練習してからアマゾンを主戦場に現在も継続して利益を出し続けています。
「せどり」の注意点
さて、せどりが簡単に、かつすぐに始められるお仕事なのはわかって頂けましたでしょうか。
大きな収入も望め、かつ大失敗のリスクも少ない、と説明させていただきましたが、最後に注意点もお話ししておきましょう。
クリーンなビジネスである、というのは揺るがない事実ですが、故にルールもあります。
それは、「売ってはいけないもの」と「売るために資格がいるもの」があると言うことです。
「生鮮食品」、「生き物」などは言わずもがな、取引禁止ですし、海外輸入品では「肌につけるもの」、「口に入れるもの」は販売禁止です。
さらには、中古品を仕入れて販売するには、「自分の家で使っていたものを売る以外」のケースで古物商営業許可証が必要になります。
「古物」という言葉自体の定義が広く、そして曖昧であるため、どこまでが古物に当たるのか、そもそも未使用品であっても個人が店舗から仕入れた時点で「古物」に当たるのではないか、など様々な論争があります。
現段階ではこの件が大きいトラブルになったという話はほとんど聞きませんが、せどりの経験を積み、多くの取引をこなすのであれば、仕入れを新品の商品だけに絞る、もしくは許可証を取得する事を考える必要があります。
犯罪歴などが無い限りは特別な勉強など必要なく、約20,000円程度の出費で取得する事が出来ます。
せどりへの扉は目の前に
多くの人は、同じような願望とジレンマを抱えているはずです。
自分の人生をより良くしたい、新しい何かを始めてみたい。
でも、一方では苦労して手に入れた現在の生活を壊したく無いし、そのリスクを負いたく無い・・・
言ってしまえば、せどりは仕入れた商品を販売して利益を得るだけのビジネスですが、そんな簡単な仕事でもそこから得た新たな経験や収入は貴方の人生を変えるための大きな礎となるはずです。
私もせどりを通じて数え切れないほどの取引を経験しましたが、初めて商品が売れた時の感動は未だに覚えてます。
簡単なお仕事と言いながらも、躓く事もあるでしょう。
私自身、せどりに関する全てが順風満帆だったわけではありせん。
↓のアマゾンを利用した場合の詳細記事もぜひ参考になさって下さい。
輸入転売の始め方
貴方がせどりを行う事で、人生の新しいドアを開き、そしていずれ、せどりで得た経験や収入を活かして、さらに広がる世界へと踏み出しいける様に祈っております。
一緒に頑張りましょう!