経理部のウサ美さん、部長と不倫してたんですって!
ウサギの風上にも置けないわよねっ!
いつの時代も悪事は暴かれるって決まってるのよーっ。
・・・ぇえっ?
課長がすぐ来るようにって言ってたの?
あたしに??
なななな、何かしら・・・?
ふ、不倫の誘い??
ま、まさか、副業でせどりやってるの、バレたかしら・・・?
で、でも、社内に蝶ネクタイの子供名探偵いるわけじゃあるまいし、バレる事なんてあるかしら・・・???
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
本記事の信頼性
40歳でIT業界歴 20年。
プログラマーと せどり をやりつつ
会社の経営もしております。
せどり では2年以上安定して収入を得ています。
( 1日2時間程度の時間で安定して最低でも せどり のみの収入で
1か月25万円以上 多い時は 1か月50万円以上得ています)
結論・いくつかの対策をしないとバレる可能性はあります!
せどり、励んでいますか?
これからせどりを始めようか考えている人も、すでに本業を超える収入を得ている人もいらっしゃるかと思いますが、副業としてせどりをするのであれば
という心配が常に付きまといますよね。
悪質な転売が横行しているせいで誤解されがちですが、せどり自体は違法性の無いしっかりとしたビジネスの一つですし(せどりについての知識がない方は別記事 せどりってどんなビジネス? 」)、副業禁止の会社にいながらせどりをやったところで、大犯罪を犯している訳ではないので
というケースはそれほど多くはないのですが、「バレる可能性がゼロではない」事は確かです。
より良い人生を目指して副業に励んでいるのに、常に消えない不安を胸に抱えていては本業にもせどりにも集中出来ません。
今回は、
についてお話しさせて頂きます。
そもそも、副業の何が悪いの?
それ以前は、「会社の情報が外部に漏れる」とか「疲労によって本業がおろそかになる」等の理由で
という企業がほとんどでした。
突き詰めると法案として明記されている訳ではないんですが、解釈すると、
と国が推進している状況になった、という事なんです。
まあ、それ以前においても以後においても、そもそも会社が
と言ったところで、
それを裏付ける法律は一切無いというのが本当の所なんですよ。
- 本業が公務員
- 副業により会社に被害や不利益が生じる
- 就業時間に副業を行う
- 副業の内容自体が違法
などの理由が無い限りは、
というのは難しい訳です。
というわけで、副業に関して背徳感を感じる必要は無いんですが、そうは言っても会社が禁止しているにも関わらず
と開き直れる程の鋼の精神力を持った人は稀でしょうし、解雇にならないとしても協調を重んじる日本企業においては
のは間違いありませんよね。
そんなわけで、本業の会社が未だに副業を禁止しているのであれば「会社に知られずにせどりをする」というのが理想の形だと言えます。
会社にバレる原因3つとその対策
冒頭にも書いた通り、副業がバレる可能性は決して高くは無いのですが、可能性があるとすれば
- 住民税が増えてバレちまったぜ
- 会社の人間に密告されちまったぜ
- ネット上の情報からバレちまったぜ
という3つのケースです。
でも心配しないで下さい。
これらが具体的にどんな状況なのかを知り、ごく簡単な対策を講じるだけで
バレる可能性はほぼゼロになりますから!
1. 住民税が増えてバレちまったぜ
はっきり言って、バレる可能性がダントツに高いのがこのケースです。
どういう状況か、紐解いていきましょう。
まず、大前提として「せどりによる収入が、年間20万円を超えている場合」は「確定申告」をしなければいけません。
少し頑張ればあっという間に到達する金額です。
会社の給与とせどりの収入の合計額から貴方が支払う「住民税」が算出されますが、ご存知の通り、収入が増えれば増えるほど住民税の額も上がります。
住民税は基本的に会社の給与から天引きされているので、他の社員と比較して貴方の住民税だけが高額ですと、会社の人に
と感付かれる事になるわけです。
参考までに、せどりによる収入が月に10万円、年間で120万円だとしましょう。
そうすると約5~7万円住民税が増加する事になります。
そりゃ目立ちますよね。
では、このケースを防ぐためにはどうしたらいいのか。
ってのは絶っっ対にやめましょう。
所得隠しは「犯罪」です。
それなら会社に副業がバレる方が遥かにマシ。
くらいの愚かさっぷりです。
税務調査で申告漏れが発覚しますと会社にもバレますし、追徴課税などの処分もあります。
というわけで問題外!
ではどうするのかと言いますと、
住民税の納付方法には
- 特別徴収~会社の給与から天引き
- 普通徴収~自分で直接納める
の2種類があります。
会社の給与に関しては「特別徴収」が原則となっておりますが、副業の分に関しては実に簡単な方法で「普通徴収」にする事が出来まして、その方法とは・・・
なんです(嬉)。
確定申告をする際に確定申告書の2枚目に、住民税の徴収方法を「給与から差引き」か「自分で納付」か、丸を付ける欄がありますので、後者に丸をつければいいだけです。
加えて、税務署の職員の間違いによって「特別徴収」になってしまう、という可能性も考慮しますと
- でっかい付箋に注意書きを書いて貼っておく
- 後で電話して念を押しておく
等の対策もしておくと良いでしょう。
正直、可能性の低いケースではありますので少々手間に感じる方もいるかもしれませんが、万が一で本業も副業も台無しになってしまう可能性を考えると「バレる可能性を限りなくゼロに近づける」ために出来るだけの事はした方が良いでしょう。
最初に言った通り、これが一番バレる可能性が高いケースですので。
ちなみに、なんらかのミスやハプニングで全ての住民税が会社の給与から天引きになってしまったとしましょう。
恐らく、会社の人間から理由を聞かれる事になるはずです。
そんな時はパニックにならず、冷静に
程度の言い訳で、疑われずに難を逃れられる可能性が高いです。
幸いにも、メルカリやヤフオクで簡単に個人の販売が出来る世の中になりましたからね!
予期せぬハプニングに弱い人は、シュミレーションしておいてもいいかもしれませんね(笑)。
2. 会社の人間に密告されちまったぜ
せどりは「楽して誰でも稼げる」方法ではありませんが、特別な訓練や能力、人脈などが無くても努力次第で大きく稼げる可能性を持ったお仕事です。
せどりでコツコツ努力を重ね、最初は数千円程度だった収入がついには本業の給料よりも高くなる!
自分の努力が形を為せば嬉しいのは当然ですし、その成功を誰かに話したくなるのも人の常であるでしょう。
しかし、会社の同僚に
と話したばっかりに、会社にチクられてバレちゃった、と言うのも割とよくあるパターンのようです。
大切なのは、
と例外を作らない事です。
親しい人間も含め、会社に所属している人間には一切話さない方がいいですし、会社と関係ない人間にも、なんだったら毎晩一緒に寝ているぬいぐるみにも打ち明けないようにしましょう。
人の噂なんてどこから漏れるか分かりませんからね。
小学校の時、4年間毎日一緒に遊んで過ごした友人に、隣のクラスのミカちゃんが好きだと打ち明けたら、翌日には約束破られて本人の耳にまで入ってました。
恐るべし、人類(涙)。
さらに言えば、収入が上がって生活レベルや勤務態度が変化する事からも別の収入源を疑われる可能性はあります。
ある日いきなり、ルイヴィトンのスーツに身を包みランチでフレンチに足を運び、仕事もダラダラやるようになれば間違いなく疑われるでしょう。
「疑念」は簡単に大きくなりますが、小さくなったり消えたりする事は稀です。
どんな小さな疑念でも作らせないに越した事はない。
会社の給料とは違い、せどりの収入は努力次第で格段に高くなりますが、せどりが今後もずっと稼げるビジネスかどうかはわかりません。
舞い上がって本職がおろそかにならないように気をつけましょう。
3. ネット上の情報からバレちまったぜ
正直、バレるとすれば上記二つのいずれかのパターンでしょうから、もう一つはオマケみたいなもので、正に「可能性がゼロでは無い」程度の、非常にリスクの低いケースではあります。
言わば、
くらいのレアケースですが、念のため頭には入れておきましょう。
例えば、InstagramやTwitterなどのSNSでせどりについて触れたり、このブログの様にせどりについての記事を投稿したり、その結果会社の人間や関係者に知られるパターン。
本名でSNSをやっている人は少ないかと思いますが、そうでなくても副業についての発信は控えるべきでしょう。
また、amazonに出品するためには個人情報(名前・住所・連絡先)などを開示する必要があります。
この開示した情報から足が着く、というパターンも考えられます。
本当に徹底した対策を講じたい人は、電話番号や住所を「レンタル」する事が出来る「バーチャルオフィス」という有料サービスを利用する手もありますので覚えておきましょう。
マイナンバーや開業届でバレるってホント??
上記の通り、このパターンについての対策のみしっかりしておけば、バレる可能性はほぼ皆無です。
ですが、たまに
という話を耳にする事があります。
結論からいいますと、この二つが理由でバレる可能性はありません。
なぜなら、これらは
であり、所属会社であろうがなんだろうが、第三者である民間企業に貴方の個人情報を漏らす事はありません。
逆に、そんな情報漏洩があったとしたら副業よりそっちの方が遥かに重い問題です。
不確かな情報に惑わされてあれこれ疑心暗鬼にならず、取るべき対策のみしっかり取りましょうね。
さいごに。
コソコソとせどりをする様で、あまり気分が良くないと感じる方もいるかもしれません。
ですが、すでに我々の国は
と皆さんに訴えているわけです。
良くも悪くも日本は「古き体制を重んじる」きらいがあります。
しかし、大手企業や銀行までが倒産するこの時代、万が一貴方の本業が続けられなくなった場合、潰れた会社は貴方を助けてくれはしないでしょう。
日本は収入のある人間には素晴らしい国ですが、そうでない人間には生きづらい国です。
人生100年時代。
しっかりとしたビジョンと対策を待って、幸せな人生を送れるようにしたいものです。
その対策の一つとして、「せどり」は現状でベストな選択の一つだと思いますよ!