IT プログラミング

プログラミング学習を始めるために必要なもの解説!

ふっふっ〜ん♫
あら、ウサ美!
ご無沙汰〜!
貴方もショッピングー?

そうそう、あたしもよ。
あ、でも、今日は洋服じゃないのよね。

ほらほら、あたし、プログラミングを勉強することになったって言ったじゃーん。
だからね、始めるに当たって必要なものを買いに来たってわけよ。

もう大体買い揃ったけどね。
んーと、シューズにハーネスでしょー。
ロープにスリングっと。
んで、こっちはカラビナとスリングー。
このピンクのカラビナ、かわいーでしょー?
20%オフだったわよ!
あーそうだ、ヘルメットとザックを忘れてたわっ!
てへぺろっ!

・・・そ、そうね、あたしも改めて自分で見直してて気付いちゃったわ・・・。

こ、コレ、「プログラミング」じゃなくて「クライミング」に必要なものじゃないっ!!!

もー、あたしったらお茶目でかわいー!!

あーあ、一から買い直さなきゃだわっ。
でも、プログラミングに必要なものって、いったい何かしら?
悩む人

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容


本記事の信頼性

記事を書いている現在の年齢が
40歳でIT業界歴 20年。

プログラマーと せどり をやりつつ
会社の経営もしております。

 

結論・簡単な準備ですぐにプログラミングは始められます!

かずま
先日、娘にミルクをあげながらなんとなしにテレビを見ていたんですが。朝の情報番組で「プログラミングによって得られる論理的思考」について特集していたんですね。


私は普段あまりテレビを見ないこともあって、この手の番組は3分クッキングか下世話な芸能ニュースかおすぎだかピーコだかのファッションチェックくらいしかコンテンツが無いと思っていたので、ちょっとびっくりしちゃいました。

まあこれも、2020年から小学校において「プログラミング必修科」が始まった影響でしょう。

今やプログラミングは小学生だけではなく、「誰にとっても学ぶべき知識・技術である」と考えられる様になってきました。

プログラミングを学んでエンジニアとして就職したい人はもちろん、「論理的思考を身につけるため」、「新たな趣味として」、「お子様に教えるため」などなど、様々な目的でプログラミングを学び始める人が増えています

どうしても「プログラミング」と耳にすると専門的な準備が必要で、未経験者にとっては始めるまでのハードルが高い、というイメージがつきまといますが、その実、

割と簡単にすぐ始められるわよっ。
悩む人

というのが本当のところです。

今日は、プログラミングを始めるためにどんなものが必要なのか、どんな準備をしておくべきか、お話ししていきましょう!

必要な「もの」

かずま
さて、まずはシンプルに「プログラミングに必要なもの」からお話しさせて頂きましょう。
プログラミングに必要なのは、キミの情熱だっっ! それさえあれば・・・他には何も要らない・・・。
悩む人

ってな感じのシビれる台詞に惑わされてはいけません。

情熱もまあ必要ですが、情熱だけでは一生始められませんので。


パソコン

言わずもがな、パソコンです。
当たり前っちゃあ当たり前なんですが、

スマホがあるから大丈夫
悩む人

って思ってる人も結構いるんですよね。

まあ、スマホでプログラミングが出来ないわけではありません。

各プログラミング言語を実行するためのアプリや学習用のアプリなどがどんどん開発されてはいます。

でもですね、はっきり言って

チャリンコ日本一周に一輪車で挑む
悩む人

もしくは

大戦に竹ヤリで挑む
悩む人

ようなものですね。

一つの画面しか表示ができず、かつあのサイズの液晶画面とフリック入力でコードを書くのは拷問かと感じるほど効率が悪いですし、何より「出来る事」が限られます。

プログラミングの道のりにおいては、ゴールも道筋も一定ではありません。

どんなゴールを設定しても、そこに至るまでにどの道程を辿っても、着実に歩みを進められるように、悪いことは言いませんのでとりあえずパソコンは用意しましょう

で、いざパソコンを用意するとなると、

どのパソコンを選べばいいんだろう・・・
悩む人

という事になるわけですね。

結論から申し上げますと・・・

かずま
何でもいいんでとりあえず用意しちゃって下さい。
デスクトップより絶対ノート!
悩む人

とか

Windowsより断然Mac!
悩む人

とかよく耳にしますが、機材であれこれ悩むよりも、何でもいいのでとりあえず「始める」事が重要です

まあ、

ほとんど家にいないのでノートじゃないとダメ
悩む人

とか

父親がMicrosoftの重役でMac使ってたらぶん殴られる
悩む人

というのなら話は変わりますが、世間で言われる程、機材による大きな違いは生まれないはずです。

デスクトップにはデスクトップの利点がたくさんありますし、WindowsでiPhoneアプリが開発できないわけではありませんしね。

あれこれ考えてなかなか購入に至らずにスタートが遅れるくらいなら、何でもいいのでとっとと選んで始める、いわゆる「生むが易し」作戦でいきましょう。

もちろんすでにパソコンがあるならそれで構いません。

昔、家族が買ったものの、使われずに部屋の片隅で埃をかぶっている様なパソコンでも結構です。

ただ、一つ釘を刺しておきますと、あまりにも性能が低いパソコンは避けた方がいいですね。

ネットで検索かける度に結果が出るまで数分かかる様な機材では、WEBページを一つ作りあげる頃には貴方の腰が曲がっているでしょう。

だからってスーパーハイスペックの最上位モデルに大枚はたく必要ありませんので、最低限、

  • メモリが8G以上
  • CPUがCORE i5 と同等程度 以上

のパソコンを用意しておけば問題ありません。


ネット環境

このスマホ全盛の時代に

インターネットを利用できる環境が無い
悩む人

人は稀有だとは思いますが、これもプログラミングを始めるに当たって絶対に必要な条件です。

ソフトのダウンロードやアップデート、作成したプログラミングの公開などネット無しでは何も出来ません。オンラインのプログラミングスクールやプラグラミング学習サイトも利用出来ない。

そして何より、「プログラミング」は調べ物の連続です。

学習段階はもとより業界最前線のエンジニアであっても、ネットを駆使して新たな知識や技術を常に吸収し続けなくてはなりません。

プログラミングの道をずっと歩み続けるつもりなら、

かずま
なんならルーターを体内に埋め込んじゃっても良いかもしれませんね。
てへっ。

テキストエディタ、もしくはIDE
 

  • テキストエディタ

「パソコン」、「ネット」に続いて突然聴き慣れない専門用語が2つも出現しましたが、恐れることはありません。

テキストエディタはパソコンで「文字を入力したり編集したり」するためのソフトを指します。

聞き覚えのない人でも、Windowsの「メモ帳」やMacの「テキストエディット」は聞いた事がありませんか? これらも「テキストエディタ」です。

こういったシンプルなエディタでもプログラミングをすることはできますが、「プログラミング用に開発された」エディタを使えば、より簡単で、かつ、より効率的な作業が可能になります。

テキストエディタにもたくさん種類があり、それによって適した作業も異なりますが、とりあえずは

  • Sublime Text
  • CotEditor

など、初心者向けで利用者の多いエディタをダウンロードしておくと良いでしょう。


IDE

IDEは、世界の巨匠北野武率いるたけし軍団団員、井出らっきょ氏の開発した画期的なコント・・・
悩む人

ではなく、「Integrated Development Environment」(統合開発環境)の略です。

まあ、面倒なら「らっきょ」で覚えましょう、この際。

こちらは、テキストエディタに加えて様々な機能が備わった

ハイパースペック・ウルトラエクセレント・メモ帳(・Д・)
悩む人

といったところですね。
文章を書く機能に加え、

  • コードの補足

  • バグの確認やエラー検出

  • 書いたコードをパソコンで実行できる形式に変更

等が可能です。

IDEがなければプログラミングが出来ない
悩む人

というわけではないのですが、上記の様な作業をするためにはテキストエディタに加えて「コンパイラ」や「デバッガ」、「リンカ」などのソフトが必要になります。

これらの機能を併せ持っているから「統合開発環境」と呼ばれるのですね。

小難しそうな名前なので

じょ、上級者じゃないと使いこなせないんじゃ・・・
悩む人

というイメージを抱きやすいですが、なんなら使用中にIDEの方から

ねえ! この機能使えばいいんじゃない?
悩む人

と提言して来ます。

難解なソフト」ではなく「難解な作業を簡単にするソフト」という事ですね。

むしろ、経験の浅いうちほどIDE、経験を積んでからは複数のソフトを自身の好みに合わせてカスタマイズっていうのが、スタンダードな選択だと感じます。

IDEにも様々な種類があり、有料のものも無料のものもありますが、最初は「自身の学ぶプログラミング言語に適した無料のもの」を選択すると良いでしょう。

なお、「IDEは便利だが、機能が多いためサイズが大きい」というのが欠点だと言われます。

スペックの低いパソコンだと動作が遅くなりますので、ご注意を。

必要な「準備」

かずま
さて、続いては「プログラミングを始める前にやっておくべきこと」についてお話ししましょう。

 


プログラミングで何をしたいのかを考える

出鼻を挫く様で申し訳ないのですが、プログラミング技術の取得はかなり困難な道のりです。

プログラミング」とひとくくりにされてはいるものの、その知識や技術は多岐に渡り、膨大な量が存在します。
そして、さらにそれらは今まさにこの時も「増え続けている」のです。

プログラミングの世界は一生勉強
悩む人

というのが業界の決まり文句ですから。

そんな膨大な情報で溢れた世界に身を乗り出すのは、延々と広がる広大な大海へと漕ぎ出す様なもの。

目的地を設定し、そこに至るまでの航路を定めなければ、たちまち溺れ死んでしまうことでしょう。

では、ここでの「目的地設定」とは何か。
それは、

かずま
プログラミングを使って何をするのか

を明確にする事です。

プログラミングを覚える」というのは明確な目標設定ではありません。
プログラミングは「手段」であり「目的」ではないからです。

WEBデザイナーとして就職したい、趣味でロボットを作って動かしたい、スマホのアプリゲームを開発したい、などなど。

より具体的なゴールを定める事で、そこに至る「航路」、つまり「学習方法」が見えてきます

まずは、自分自身としっかり向き合い、

かずま
プログラミングを以って何を成すのか

をはっきりさせる、というのが「本当のはじめの一歩」です。


学ぶ言語の選択

プログラミング言語は200種類以上あると言われていますので、その中から一つ選択しろ、と言われても困っちゃいますよね。

一つの言語をまともに使える様になるまでには、少なくても数百時間を要しますので、

最初の言語選び間違ったわあああ!
悩む人


なんて状態は避けたい所。

ですが、心配ご無用。
上記の「目標設定」さえ出来ていれば自ずと「学ぶべき言語」が見えてくるからです。

昔から使われている言語だから
悩む人

とか、

1番利用者の多い言語だから
悩む人
有名なプログラマーが使っているから
悩む人

などの情報に踊らされず、しっかり自身が定めた目標に真っ直ぐ向かっていける言語を選択するべきです。

なお、プログラミング言語の選択に関しては別記事「これから学ぶのにおすすめなプログラミング言語6選!【2021年現在】」で具体的に書いておりますので、ぜひご覧ください。


ブラインドタッチを覚える

いやいや、そんなの当たり前じゃんwww
悩む人

と思うなかれ。

むしろ、この件を一番最初に書いてやろうかってくらいの重要な話です。

キーボード叩ける?
悩む人

という質問は

英語話せる?
悩む人

というのと一緒で「どのレベルで出来るのか」というのが曖昧です。

実際、

キーボードは大丈夫
悩む人

と胸を張っているので実際に叩かせてみたら、キーボードから微塵たりとも目を逸らさず、両人差し指とぽちぽち・・・と打ち始める人、いますよ。

そこまで極端な例ではなくとも、プログラミングを始めるにあたり十分な速度のタイピングスキルが身に付いていない人は非常に多いですね。

プログラミングという作業において得られる結果は様々ですが、どの目的を達成するにしろ、つまるところ、やってる事は「文字を打つ」事です。

どんなに知識を増やしても、キーボードが叩けなければプログラミングは出来ない。

引き金の引き方がわからない兵士は戦場には行けません。

タイピングが遅くては仕事にすることはもちろん、学習の段階でも非常に効率が悪い

昔はタイピングの練習は地味で退屈なものでしたが、幸いにも現在はゲーム感覚で練習できる「タイピング練習ソフト」が多数存在します。

私は10代の頃、「北斗の拳・激打」というソフトを利用しました。

タイプするたびにケンシロウが

アタタタタタタタ!
悩む人

と声を上げ攻撃します。

悪者を次から次へと血祭りにあげるうち、いつの間にかすげえ速さでタイピング出来る様になってましたよ。

しばらくは

アタタタ・・・
悩む人

と口ずさみながらタイプする癖がつきましたけどね。

現在は子供向けのものも多く、「眼鏡と蝶ネクタイの子供名探偵」のソフトも発売されているようなので、まずはしっかり、楽しんでブラインドタッチを覚えましょう!

学習するための手段

上記の通り、プログラミングの習得は困難を極めます。

プログラミングに関しての書籍はたくさん出版されていますので、本を読んで学ぶ事は出来ます。(別記事「プログラミング学習の強い味方!【おすすめ本12選!】」)

また、最近では「プログラミング学習サイト」も多数存在します。
活字だけではなく、動画で学習できるというのは大きな利点です。

しかしながら、参考までに、

プログラミングを独学で始めた人の9割は挫折する
悩む人

といわれています。

まあ、プログラミングを続ける限りは、コードを書き、エラーが出て、それを解決するために四苦八苦して、という作業を永遠に繰り返さなくてはならないので、「結局は自分の力で問題を解決」していかなくてはならないのですが、「一人で何日も悩んだ事の回答」が「誰かの助言」によって一瞬で導かれる事がよくあるんです。

そもそもビギナーの段階では

何が分かってないのかすら、分かってない
悩む人

という事が多く、この状態では何をどれだけ努力しようが前に進まない、というのが現実です。

幸い私は、プログラミング未経験からSESの会社に就職が出来たので、働きながら上司や先輩にアドバイスをもらいながら経験を積む事が出来ましたが、もし「誰も教えてくれる人がいない状態」で現在と同じスキルや経験を手に入れる、と想像するとゾッとします。

プログラミング経験のある友人や知人、そうでなければ基礎を身につけるまでの期間だけでもプログラミングスクールに通うなど、「鶴の一声」を与えてくれる誰かを見つける事も、効率的にプログラミングを続けるために必要なんです。

楽器や将棋などと同様に、プログラミングは「真の楽しさ」を理解するまでに時間を要するものです。

楽しさを感じる前に何が何だか分からずに放り出してしまう事のないよう、歩き始めにこそしっかりした学習環境を用意するべきでしょう。

さいごに。

かずま
さて、今回は「プログラミングに必要なもの」に関してのお話でございました。


実際に「もうプログラミングを始めよう」と考えている人のためにより具体的な要素も盛り込みましたが、実際のところ、「ネットにつながるパソコンがあれば始める事はできる」というのが本当のところではあります。

スタートを切る事自体に面倒な事はさほどありません。

しかしながら、プログラミングの難しさは「継続する事」にあります。

この不景気にあっても圧倒的な求人数を誇り、将来的な需要も約束され、国の補助金を貰いながら学習するシステムまであるにも関わらず、それでもプログラマーが圧倒的に不足している大きな理由の一つは、「続ける事が困難だから」です。

しかしながら、プログラミングに「向き不向き」は多少あるものの、特別や資質や才能がある人だけが習得できる技術ではなく、正しい方法とそれを継続する根気があれば、多くの人が身に付けられるものです。

そう考えると、

プログラミングに必要なのは情熱である
悩む人

という言葉もあながち嘘ではないのかもしれませんね。

-IT プログラミング
-,

© 2024 IT土方の副業日記 Powered by AFFINGER5